ClovaWAVEを体験版で購入し4ヶ月が過ぎた12月はじめ、Clova運営さんから「ClovaFriends」をプレゼントするという連絡がきて…
届きました!
今回はタイトル通り、第1段として発売されたWAVEとの違いを紹介していきます。
この記事の内容を簡易的に動画にまとめました。
比較
Friends | WAVE | |
サイズ | 72 mm × 72 mm x 170.3mm(BROWN) 72 mm x 72 mm x 166 mm(SALLY) | 86.25 × 139.84 × 201.05mm |
重量 | 378g | 998g |
ワイヤレス | WiFi 802.11a/b/g/n(2.4GHz/5GHz) Bluetooth4.2 | Wi-Fi 2.4Ghz 802.11b/g/n Bluetooth4.1 |
バッテリー | 2,850mAh / 3.78V | 5,000mAh / 3.8V |
スピーカー | 10W Class D Amp 45mm Full Range 60x45mm Passive Radiator | 2.5″ 20W Woofer(x1) 1“ 5W Tweeter(x2) |
赤外線機能 | なし | あり |
マイク | 2つ | 4つ |
電源 | 5V/2A | 12V/2.1A |
みていただければ分かる通りのスペックとなっています。
ClovaFriendsとWAVEを比較するとスピーカの性能が低くマイクが2つしか内蔵されていないなどのスペック差が存在します。
サイズ・重量
正面から見たとき(左からペットボトル水・ClovaFriends・ClovaWAVE)
上から見たとき(左からClovaFriends・ClovaWAVE)
WAVEと比べるとFriendsはスマート(物理)で小さいです。手に持っても持ちやすくしっかりとホールドできる大きさになっています。
また重量もWAVEと比べると半分以上軽くなっていて手軽に持ち運びできます。
ワイヤレス
特に使ってる面で気にすることはそんなにないのですが、ClovaFriendsにももちろんWiFiとBluetooth機能が搭載されています。
ClovaWAVEは、2.4GHzの無線LANしか対応していないのですが、Friendsの方は2.4GHzと5GHzの両方に対応しています。2.4GHzは電子レンジの干渉を受けてしまいますが、5GHzはそういった干渉には強いため家庭内での通信環境がしっかりします。
Bluetoothの方も4.1から4.2に上がっています。どこまで機能を活かしきってるのかわかりませんが、Bluetooth4.2からはセキュリティの向上など様々に4.1よりも性能が良くなっています。
バッテリー
ClovaFriends、WAVEどちらにもバッテリーが内蔵されていますが、Friendsのバッテリーは2,850mAhとなっておりWAVEの約半分となっています。
公式サイトによるとFriendsのバッテリーで音楽再生2~3時間持つようです。
体感ではありますが、うちにあるWAVEは音楽の連続再生で3~4時間以上は持っていたように感じます。
スピーカー性能
FriendsとWAVEを比べるとスペックとしても差があるとおり、実際音を聞いてもあきらかに差が出てきます。
WAVEはしっかりとした中高音とある程度の低音がでますが、Friendsの方は音が軽いシャリシャリ音のスピーカという感じです。
(WAVEとFriendsではスピーカーの配置方法が違うように感じます)
マイクと認識
Friendsマイクの個数は2とWAVEの半分ですが、実際使用してみと音声の認識性能にそんなに差はないのかなと感じます。
ただ認識に関しては、Friendsのほうが処理性能としてのスペックが高いようでレスポンス速度が少し早く感じます。
電源
WAVEの方は12VでDCジャックなため付属のアダプターとUSBケーブルを使わないと給電できません。しかし、Friendsの方は5Vで給電できるため付属のアダプターでなくてもAnkerのUSBチャージャーのようなものからでも充電することができました。また、Friends側の端子はUSBtypeCなためある程度の代用はきくかと思います。
できることとできないこと
ClovaWAVEの代表的な機能として赤外線リモコンとなることができますが、FriendsにはIR送受信機がついていないため赤外線リモコンになることはできません。しかしソフトウェア面でWAVEよりも優れている面があります。
例えば、LINEの音声通話機能が使える。
そして、Bluetooth接続した機器のスピーカーとして動作する場合の音量調整が接続元側(スマートフォン等)の音量に同期するなどです。
更新
現在ではClova Friendsのほうが高性能になっています。
決定的な差は、LINE通話ができるかできないか。
Frinedsは通話可能ですが、WAVEの方は技術的観点からできないそうです。
まとめ
FriendsはWAVEよりもサイズ感も、またClova以外のAIスピーカーとは異なりバッテリーが内蔵されているため取り回しがよく使いやすいです。また、デザイン面を考えてもかなりの手軽さがあります。
逆に音質や赤外線リモコン機能がほしいのであればWAVEは外せません。音質や赤外線リモコン機能以外の本来のAIスピーカーとしての機能がほしいのであれば、Friendsはかなり良いデバイスだと感じます。AIとしてはどちらもClovaが搭載されているためできることは変わりません。
現在の仕様だと、同じClovaは搭載されていますが、Friendsのほうがソフトウェア面であれば高機能です。LINE通話の可否を含め。
実際に使ってみて、個人的にはFriendsはかなり気に入りました。
ちなみにClova Friendsには2つのデザインがあり、一つはこの記事で紹介した「ブラウン」。そしてもう一つが黄色いひよこのようなデザインの「サリー」です。
個人的には、ブラウンのほうが好きです!
追記
Clova同士で会話させたら無限ループしました。
以前にClovaWAVEとGoogleHomeを比較した記事あわせてどうぞ!
Google HomeとLINE Clova WAVEを比較!
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