Google HomeとLINE Clova WAVEを比較!

本日10月6日、GoogleHomeが日本で発売となりました!
というわけで、早速Google Homeを入手しかねてから使用していたLINE Clova WAVEとざっくり比べてみます。

LINE Clova WAVEを使ってみた

今回は、スマートスピーカー、Bluetoothスピーカーとして重要な、

  • サイズ
  • 音質
  • バッテリー
  • Bluetooth接続
  • 音声認識の精度
  • AIの反応速度
  • できる内容

という項目で比べます。

比較

サイズ


写真を見ても分かる通り、思った以上にGoogleHomeは小さいです。(箱を開けたときこんなに小さいのかと思ったほどです)

GoogleHomeはペンケースのような感覚でテーブルの上や棚に置くことができるのですが、ClovaWAVEくらいの大きさになるとテーブルに置くには大きすぎるし…場所が限られてきます。
また、重量ですが大きさを見ても分かる通りでClovaWAVEの方はずっしりとしており、GoogleHomeは500mlのペットボトルを持ってるくらいの重さです。

MEMO
GoogleHomeの勝ち

音質

ClovaWAVEには、2.5インチ 20W Woofer(x1) 1インチ 5W Tweeter x2
GoogleHomeには、2インチ ドライバ、2インチ デュアルパッシブラジエーター搭載のハイエクスカーションスピーカーが搭載されています。

私が聞いた限りでは、ClovaWAVEの方がスピーカとして良い音を出しているように感じます。
GoogleHomeのほうは低音がWAVEより強調されて聞こえるようにも感じました。

MEMO
ClovaWAVEの勝ち

バッテリー

Bluetoothスピーカとしての側面での対決です。

ClovaWAVEには、5000mAhのバッテリーが搭載され、GoogleHomeには搭載されていません(基本的に複数台を複数の部屋に配置することを仮定しているため)。
そのためGoogleHomeの場合、普段置いてある場所から多少離れた場所で使用したいときは、電源ケーブルごと移動しなければなりません。
WAVEはそのまま持っていくだけなので場所的な制約が軽くなっています。

MEMO
ClovaWAVEの勝ち

Bluetooth接続

どちらもBluetoothスピーカとして使うことが可能です。
ただ接続後のボリュームコントロールの仕様が多少違います。

ClovaWAVEの場合は、デバイス側とWAVE側のボリューム別々に設定するようになっています。実際使ってみると、ちょうどいい音量を出すためにデバイス側とWAVE側を制御しなければならないので苦労することもありました。
変わってGoogleHomeはデバイス側のボリュームとGoogleHome自体のボリュームが共通になっています。そのため、デバイス側でボリュームを上げればGoogleHomeの本体のボリュームも同時に上がります。

この仕様に関しては、GoogleHomeのほうが使いやすいです。

更新(2018/3/1)現在発売されているClovaFriendsではこの問題が改善されています。ですが、今回はWAVEとの比較なので判定はGoogleHomeの勝ちとします。

MEMO
GoogleHomeの勝ち

音声認識と命令理解の精度

この仕様に関してはかなりの違いを感じます。
ご存知の通り、Googleはかなり精度の高い音声認識システムを使用していて今もなおその精度は高まりつつあります。
まだ1日しか使っていないもののGoogleHomeの起動キーワードである「OK(Hey) Google」を普通の音量で発音したときの認識率は100%に近いものがありました。
また、その後の指示内容の認識、固有名詞などの認識もかなり正確なものでした。命令の理解も、多少言い方が違っても理解してくれるなどだいぶ融通が聞きます。

ClovaWAVEもしっかり発音したり、言い方を変えるなどの努力をすれば十分使用できるほどの認識性能はもっていますが、まだ甘い部分が多く残っています。

MEMO
GoogleHomeの勝ち

AIの反応速度

まずは、こちらをどうぞ。

Clovaの方は言い終わりからレスポンスまで約3秒ほど。
変わってGoogleHomeの場合は、1.3秒ほどの時間がありました。
2倍と言っても1.5秒ほどしか違わないのですが、人間はウェブサイトのロード時間と同じように、レスポンスが遅いとストレスを感じてしまうので早いに越したことはありません。

更新(2018/3/1)現在発売されているClovaFriendsがClovaWAVEよりレスポンス速度が少し早くなっています。ですが、今回はWAVEとの比較なので判定はGoogleHomeの勝ちとします。

MEMO
GoogleHomeの勝ち

できる内容

両者とも音楽を再生する、タイマーやアラーム、対話を楽しむことができます。
しかし、Clovaはサービス開始から1ヶ月半ほどしか立っていないため、GoogleHomeと比べると圧倒的に少ないです。
ただ、Clova自体には赤外線コントロール機能が搭載されているため、GoogleHomeでは別の機器を挟まないとできないこと(テレビをつけたり、電気をつけたり)が単体でできてしまいます。

更新(2017/10/6)ではテレビのみ制御ができる状態なので、今度のアップデート次第でGoogleHomeにも引けを取らないアシスタントとなるかもしれません。
更新(2018/3/1)現在では、一部の照明リモコンも使用可能になっています。またできることもだんだんと増えてきているので両者ドローに変更します。

MEMO
両者ドロー

結果

3対5でGoogleHomeの勝ち

正直性能に関しては、GoogleHomeのほうがユーザ数も多く、天下のGoogle様が作っている人工知能の性能もかなり良いため、比べなくてもわかってしまいます。

ですが他のバッテリーだったり本来の目的であるスピーカーの性能面、IR機能などでClovaも健闘しました。

今回くらべた項目ではGoogleHomeのほうが圧勝していますが、評価項目外のデザインや愛着の持ちやすさなどを考慮するとClovaも十分な実力を持っていると思います。
実際使ってみても声色やちょっとバカな面を愛おしく感じることもなくはありません笑

また、今後のアップデートではClovaWAVEが追いついてくる可能性もあります。
今後のアップデートに期待したいと思います!


追記
現在ClovaWAVEは通常14000円のところを12800円とし、2018年1月31までの購入でLINE MUSICが12月分無料となるキャンペーンを行っています。
この際にホームアシスタントシステムを使ってみるのもいいかもしれません。

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