SparkMaker FHDをレビューする

去年の夏にKickstarterで出資して、2019年の7月頭くらいにやっと手元に来ました。
SuperEarlyBirdの枠だったため本体価格199ドルという超激安価格で手に入れることができました。

SparkMakerFHD-Overall1

SparkMakerFHD-Overall2

詳細

この3Dプリンタは、光造形のDLP方式を採用しています。紫外線を照射するためのディスプレイがフルHDなのでFHDです。

ワークスペースサイズ

大きさ
61.8mm
110mm
高さ125mm

残念ながらiPhoneケースを自作できない大きさです。

解像度

解像度
X57μm
Y57μm
Z25-100μm

となっています。

IO

モデルはSDカード経由でSparkMakerに読み込ませます。
あと、Bluetoothが搭載されているらしいのですが、使用できる公式のアプリがまだないみたいです。
(写真を見ると、造形するオブジェクトを見れたりとかできるみたい)

Bluetoothについてどうなってるのか知っている方がいましたら教えてください。

操作性

SDカードを指してボタンを押すだけしかできないので、もはや操作性などありません。
逆に、プリントベットを昇降させるつまみとそれを兼ねているボタンしか存在しないので、迷わなくていいです。

またボタンにランプがついているので、色によってプリンタ自体の状態がわかります。
例えばこんな感じです。

色 状態
緑(蛍火スタンバイ
プリント中
エラー
ファームウェアアップデート

スライサ

メーカーが公式で出しているスライサがあります。

参考 Downloadwww.sparkmaker3d.com

test用のSTLなども付属しているので、初期動作には十分な感じです。
また一緒にChiTuBoxのためのSparkMakerFHD用の設定パラメータが記載されていて、どちらのスライサでも使えます。

ChiTuBoxは割とシンプルで、サポートを自動生成できたりと良い感じでした。
個人的には、ChiTuBoxが使いやすかったです。

こちらの方の記事が良い感じに書かれています。
参考 ChiTuBoxの使い方ngroku.com

プリント

注意点

プリント時に、ちょっとわかりにくい部分があります。
説明書にはファイル形式が *.fhd としかかいておらず、なんでも良いのかなと思ったのですが、ちゃんと決まってるみたいです。

ファイル名 用途
print.fhd3Dプリント
update-FHD.wowファームウェアアップデート

print.fhdじゃないとエラーを吐かれます。

SparkMakerFHDはまだ文献が多くないので、困ったことがあればFacebookのグループを見に行くと良いです。
だいたい英語なのですが、解決法はある程度わかるかと思います。

参考 SparkMaker SLA 3D Printerwww.facebook.com

私も含めて、日本人で手に入れている方も複数人いるみたいなので、グループに投稿すれば誰か助けてくれるはずです。

この記事のコメント欄に書き込んでもらっても大丈夫です。

結果

おまたせしました。印刷結果です。
プリンタが届いてから、最初に印刷したギアキューブです。
このキューブはおおまかに9個のオブジェクトに分割されています。

実際にこれら全部を印刷するのに、複数回に分けてやるため、3日位かかったと思います。
ただ、実稼働時間は20時間くらいだと思うので、1日でできないこともないです。

光造形の場合は、1層1層にかかる時間が同じなので時間はほぼ高さで決まります。
FMDのように横に大きいオブジェクトだからめちゃくちゃ時間がかかるわけでもないです。

参考 Screwless Cube Gearswww.thingiverse.com

Print-Object-Overall1

こう見てみると圧倒的にきれいに造形できています。
一般的なFMD形式の3Dプリンターと比べても、きれいだなとパット見でわかります。

マクロレンズで撮った写真です。
デスクに放置していたので、多少ホコリが付いています、ごめんなさい。

光造形

Print-Object-Overall3

Print-Object-Overall2

近接で見てもかなりきれいです。
他の光造形されたものを見たことあるわけではないので、これが光造形プリンター界でどれくらいのレベルかはわかりません。

比較でFMD方式のPLA樹脂で印刷したオブジェクトの写真も載せておきます。

フィラメント積層

FMD-Object-Micro

まとめ

FMDと比べると圧倒的に処理が大変です、ですがその分見た目も圧倒的です。
正直これを家でやるとなると相当めんどくさいのですが、なにか目的があって(何かしらかのハードを作ってるとか)であればプロトタイピングがめちゃくちゃ早いです。

まだFHDは発売されてないと思うのですが、旧バージョンは発売しています。

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他にも、類似した低価格な光造形のプリンタはあるので覗いてみてください

ちなみにこのPHOTONは人気らしい

これを気に、光造形のプリンタを家に導入してみてはいかがですか?

光造形に用意しといたほうが良いものリスト

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