レーザカッターにもCNCにもなる3Dプリンター

現在KickstarterにレーザカッターにもCNCにもなる3Dプリンターが登場しています。

できること

最大の特徴は機能によってヘッドモジュールが変更できるところです。
動画を見る限りかなり簡単に交換しています。

3Dプリント

動画を見る限りでは普通のプリンタと遜色ありません。
出来上がりの画像をみると、細部までプリントされており、クオリティの高いプリントができているのがわかります。
精度は、XYZともに0.0015mmまでになっていて0.01 mmの小ささまでプリントできます。
また、0.9度単位のステッピングモータを利用することによって更に精度の良い、実際のモデルリングに近いプリントができるような工夫がされているようです。

ヒートベッドも搭載しているので、おそらくABSでの出力も可能だと思われます。

ただ、フィラメントをどんな感じに収納するのかが気になります。

レーザ彫刻とカット

レーザ彫刻に関しては、動画内では高さ0.5mmの文字の彫刻も良くできている事がわかります。

レーザの出力が大きいわけではないので、カットするには複数回トレースすることで実現しているようです。

レーザカッター等を使ったことがある方はわかると思いますが、使用後の煙や匂いなどの対策がどうなっているのか気になります。

CNC

これに関しては見てのとおりです。完成品を見ても分かる通り、ある程度細部まで掘削できているのかなと感じます。

他にも接続できるモジュール

他にも、内部にカメラモジュールなどを接続できるようになっているようです。

スペック

データの送信に関しては、有線・無線の両方でできるようになっています。

あまりKickstarterの3Dプリンターのページでは見たことがなかったのですが、制御に関してのダイヤグラムが載っていました。
図を見る限り、モジュールが増えても処理の負荷を抑えるような仕組みになっていそうです。

値段

3Dプリンターのみの仕様だと、約45000円となっています。
そこから、モジュールの追加ごとに料金が上乗せになっていきます。

種類 値段
500mWレーザー約8000円
2500mWレーザー約16000円
CNC約8000円
3Dプリントヘッダ予備約4500円

3Dプリンタ, CNC, レーザカッタ(2500mW)のすべてが搭載されてモデルも存在して、約68000円となっていました。
また、送料が別途7500円ほどかかります。

時間

このプロジェクトは、すでにゴールに到達しているのでこのまま順調に進めば、5月16日に締め切り。
10月には発送という流れになります。

ただ、Kickstarterに記載しているタイムラインは予測でしかなく、殆どの場合で遅れが発生するので、半年ほどの発送時期の延期は見ておいたほうが懸命です。
気長に待ちましょう。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください