基本情報を取るためのオススメな本と勉強法

年に2回行われる基本情報技術者試験。ITに関する基本的な知識を知るために、最近では会社単位で受験したりするところも多いみたいです。
さて1回の受験で5000円ちょっとかかるのですが、全然やる気起きないですよね?

私は3,4年ほど前、約2ヶ月ちょっとの勉強で基本情報を取得し、その後も応用情報、情報処理安全確保支援士と取得してきました。
ということで今回は私が実践している勉強法と、これさえ持っていればだいたい大丈夫だった本を紹介します。

必要な期間

実際私も受験の1ヶ月前くらいから徐々にやらなきゃなーと思い始め勉強するタイプなのですが、それでも合格することは可能です。

ある程度情報系に知識がある人であれば、1,2ヶ月。
ない人であれば2,3ヶ月くらいの想定をしてもらったほうが良いと思います。

学生時代もしくは今の自分の勉強の仕方を思い出してそれに当てはまるようなペースでやっていくほうが圧倒的に効率がいいと思います。
あとはやる気次第です。

オススメ本

基本情報技術者 合格教本

この本を買えばほかの参考書は使わなくても問題なかったです。

最近の参考書を見てみると絵が多く使われていたり、キャラクターがわかりやすそうに解説していますが内容の濃さを見てみると全体的に薄いように感じます。

しかしこの参考書は、Amazonの中身検索でレイアウト等をチェックしてみるとわかるのですが、基本的に文字と図のみ。文字は必要に応じて強調され、図はわかりやすい説明のための工夫がなされています。
最初は圧倒的な文字量でやる気が削がれるかもしれませんが、慣れてくると必要な情報がしっかり載っているため十分知識を得ることができます。

他のテキスト

他にも評価の高いテキストはいろいろとあります。
参考書選びに迷い始めたら、書店で実際にパラパラとめくって文量や図、イラストの多さを確認しながら選ぶのも良いと思います。

勉強法

さて、勉強法です。

勉強の流れ
参考書を一通り目を通す

過去問

最初に、参考書を一通り目を通す作業はなくてもなんとかなるとは思いますがあとから同じ量の文を読むことになると思うのでサラッとした知識は最初につけておいたほうが勉強しやすくなるかと思います。
さらっとなので隅々まで読む必要は全然ないです。それぞれのタイトルと強調してあるやつとその内容を「あーこんなやつもあるんだー」くらいの感覚で読んでいきます。
名前のままの意味のやつもあります、そういうのは名前のままじゃねーかと突っ込みながら飛ばしていきます。
コンスタントに続けていけば1週間から2週間で読み終わります。
読み終わったときに、だいたいこんな内容が出るのねって感想がでれば十分です。

ひたすら過去問

基本情報は過去問が要です。
過去問はこちらからダウンロードできます。

参考 IPA情報処理技術者試験・過去問題www.jitec.ipa.go.jp

午前問題

午前問題
問題の答えを4択の中から選ぶ形式になります。
基本的には用語の名前を選択する問題や逆に用語の説明を選ぶ問題。
命令の実行時間など単純な計算問題が出題されます。

まあ正直言ってしまえば運で合格することも不可能ではありませんが、過去問を何周かするだけでほとんどの確率で合格できるようになります。

紙ベースだと勉強って手軽にできないし、午後だけで精一杯という方に朗報。
過去問道場というとっても便利なサイトがあります。
ひたすら午前問題が出題され現在の正解率が表示されていきます。
また、なぜそうなるかの説明もついている場合があるので間違っても理解することができます。

参考 過去問道場www.fe-siken.com

紙ベースの問題が嫌であればこのサイトを十分にに利用することをオススメします。

午後問題

午後問題
午前同様に選択問題ではあるのですが、選択数が多かったり複数選ぶような選択になります。
問題から選択式で自分の得意な分野を選択することができます。
ですが、「情報セキュリティ」「データ構造とアルゴリズム」「プログラム開発」を必須で取らなければなりません。

これは運で合格することは不可能です。勉強しましょう。

ここで重要になってくるのが過去問と参考書のコラボです。
まずは一通り問題を解いてみます。本番では分野を選択可能ですが、最初はすべて解いてみることをオススメします。
その後に採点をして、間違ったところやわからない単語があればそこを参考書やネットで調べて理解します。あとはこれの繰り返しです。

過去問を4,5回分くらいまでやりこんで来たら、自分の得意不得意を見極めていきます。ほとんどの問題で多く点を稼げてる分野があるかと思います。
もしなかった場合は1つでも分野を決めて極めても良いと思います。
自分の気持的にも点数的にも絶対点数が取れる箇所があったほうが試験を受験しやすいです。

まとめ

こんな感じで勉強していきます。
あとは本番で知識を見せつけてくれば、合格できます。
もし落ちても次があります。その際はそもそもなんで落ちたのか確認することは必要です。
次はそこを重点的に勉強していきましょう。

基本情報はかなりベースの知識が問われるので、次の応用情報を受けるにしても普段生活するなかでも重要な知識になります。
この勉強をして無駄になることは絶対ありません。受験しようとしているひとは、ぜひ頑張ってください!

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください